2018年06月03日
バッ直をすることによるデメリットを挙げます。メリットばかりじゃないんですよ~
カーオーディオをやるときにはバッ直の作業は大体の方が通る作業と思います。
大きなウーファーを載せるとき、スピーカー用のアンプを載せるとき、ヘッドユニットを高音質化しようとするとき、さまざまなことでバッ直をすることになります。
巷では、メリットばかりだし大した費用もかからないし、とりあえずやっとけ!
的な感じになっています。
でも、果たしてそうですかね?私はデメリットもあるので、やらなくて済むならやらないほうが良いのではないかと思っています。
それでは、バッ直によるメリットを少し挙げます。
1.ノイズが発生する原因となる
電源ケーブルの引かれてくる経路がまずいと、結構頻繁にノイズのトラブルにあいます。
例えば、オルタネーターのノイズなんかはとても多いです。
アクセルを踏むとエンジンの回転に応じて鳴ってしまうノイズです。ヒュイーン、みたいな
また、オーディオ機器がヘッドユニットのみなら良いですが、外部のアンプやプロセッサ等使っているならばより、電源回りのノイズには神経質になる必要があります。
その場合は中途半端にプラスだけバッ直するのではなく、マイナスもきちんとバッ直してオーディオ機器全体のアースを一ヶ所に統一してください。
当たり前にやるべき作業も、結構な人がプラスだけやっていたりするので、中途半端にやるならデメリットもあります。
2.機器の故障、車両の故障の危険がある
バッ直の時には正しくヒューズを設置し、正しい経路で配線して、充分に安全策をとる必要があります。
正しく配線していれば、何らかの要因でショートさせてもヒューズが車を保護してくれます。
しかし、安全策が取られていなければもう、危険です。
必ず、バッテリー直近でヒューズは設置してください。
車は車体全体がバッテリーのマイナスと同じです。
いつか、何らかの要因でプラス側の被膜が溶けて導体がむき出しになったとき、バッテリーのプラスとマイナスが短絡している状況になります。
その状況が禁忌なのはお分かりになると思います。最悪の場合バッテリーが爆発します。
ヒューズがあれば、パチン!とヒューズが切れてそれで済みます。
また、配線を綺麗に這わせたいからといって、燃料やオイルが通っているパイプに配線を結束バンドで止める人がいます。
恐ろしくて考えるだけでも背中が冷たくなるような感じなのですが、多いのです。
事故でボンネット周辺が破壊されたとき、何が起きてもおかしくありません。
バッ直の最大のデメリットです。安全にしましょう。
3. お金がかかる
必要ならば、お金がかかっても良いかもしれません。
しかし、ヘッドユニットのバッ直とかならお金を捨てるだけなのでやらなくて良いです。
ヘッドユニット用の電源は、元々バッ直です。しかも車メーカーが安全に使えるようにしっかりとやってあります。
ACCのバッ直も、わざわざリレーを付けてやる方いますが、これも意味がないのでやめましょう。
ACCはただの電源ONOFFをするためだけのリレーを作動させるためだけのものですので、音の経路に何も影響を与えません。純正配線が安全で、機能面も充分です。
このように、バッ直の作業は結構、メリットばかりではありません。
バッ直が必要ならば、安全策をとることと共にノイズを避けるような工夫もしてしっかりとやる必要があります。
必要があるかどうかは、使用する電流の量で判断します。
純正配線で足りる電流しか使わないのであれば、バッ直はしなくてOKです。
私は、通常のオーディオ好きの方のニーズは多くの場合純正配線で来ている電流量で足りると思います。いたずらにデメリットを取りに行くよりも、作業を圧縮する工夫をするのが大切と思います。
まとめ
バッ直はメリットばかりではなく、最悪の場合は車を燃やす危険もある作業のため、安全にやるべきであり、そもそも必要なさそうな場合はやらないほうが良い
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巷では、メリットばかりだし大した費用もかからないし、とりあえずやっとけ!
的な感じになっています。
でも、果たしてそうですかね?私はデメリットもあるので、やらなくて済むならやらないほうが良いのではないかと思っています。
それでは、バッ直によるメリットを少し挙げます。
1.ノイズが発生する原因となる
電源ケーブルの引かれてくる経路がまずいと、結構頻繁にノイズのトラブルにあいます。
例えば、オルタネーターのノイズなんかはとても多いです。
アクセルを踏むとエンジンの回転に応じて鳴ってしまうノイズです。ヒュイーン、みたいな
また、オーディオ機器がヘッドユニットのみなら良いですが、外部のアンプやプロセッサ等使っているならばより、電源回りのノイズには神経質になる必要があります。
その場合は中途半端にプラスだけバッ直するのではなく、マイナスもきちんとバッ直してオーディオ機器全体のアースを一ヶ所に統一してください。
当たり前にやるべき作業も、結構な人がプラスだけやっていたりするので、中途半端にやるならデメリットもあります。
2.機器の故障、車両の故障の危険がある
バッ直の時には正しくヒューズを設置し、正しい経路で配線して、充分に安全策をとる必要があります。
正しく配線していれば、何らかの要因でショートさせてもヒューズが車を保護してくれます。
しかし、安全策が取られていなければもう、危険です。
必ず、バッテリー直近でヒューズは設置してください。
車は車体全体がバッテリーのマイナスと同じです。
いつか、何らかの要因でプラス側の被膜が溶けて導体がむき出しになったとき、バッテリーのプラスとマイナスが短絡している状況になります。
その状況が禁忌なのはお分かりになると思います。最悪の場合バッテリーが爆発します。
ヒューズがあれば、パチン!とヒューズが切れてそれで済みます。
また、配線を綺麗に這わせたいからといって、燃料やオイルが通っているパイプに配線を結束バンドで止める人がいます。
恐ろしくて考えるだけでも背中が冷たくなるような感じなのですが、多いのです。
事故でボンネット周辺が破壊されたとき、何が起きてもおかしくありません。
バッ直の最大のデメリットです。安全にしましょう。
3. お金がかかる
必要ならば、お金がかかっても良いかもしれません。
しかし、ヘッドユニットのバッ直とかならお金を捨てるだけなのでやらなくて良いです。
ヘッドユニット用の電源は、元々バッ直です。しかも車メーカーが安全に使えるようにしっかりとやってあります。
ACCのバッ直も、わざわざリレーを付けてやる方いますが、これも意味がないのでやめましょう。
ACCはただの電源ONOFFをするためだけのリレーを作動させるためだけのものですので、音の経路に何も影響を与えません。純正配線が安全で、機能面も充分です。
このように、バッ直の作業は結構、メリットばかりではありません。
バッ直が必要ならば、安全策をとることと共にノイズを避けるような工夫もしてしっかりとやる必要があります。
必要があるかどうかは、使用する電流の量で判断します。
純正配線で足りる電流しか使わないのであれば、バッ直はしなくてOKです。
私は、通常のオーディオ好きの方のニーズは多くの場合純正配線で来ている電流量で足りると思います。いたずらにデメリットを取りに行くよりも、作業を圧縮する工夫をするのが大切と思います。
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