2020年03月07日
Amazon music HDを使ってカーオーディオを高音質ストリーミングする方法

これまでのストリーミングは圧縮された軽量なデータを、気軽に聴けるというのが便利なサービスでした。
シャッフル再生にしておけば思わぬところで新しい音楽と出会えたり、非常に便利なサービスです。
ただ、音質にこだわろうとしていく場合に、たとえばmp3の128kbps等でストリーミングされているデータでは絶対に物足りないと思います。スカスカな感じがします。
Amazonがついに高音質なストリーミングサービスを開始しました。
数百万曲をハイレゾで配信しています。また、他のロスレス音源もあわせると6500万曲以上と、一生かかっても聴ききれない位の用意があります。
昨今の記録用のメディアの低価格化と、モバイルできる大容量の通信プランができたことがこういったサービスの進歩に寄与しています。
4Gでの通信が50GBまでできたりとか、ちょっと前なら考えられなかったはずですし、256GBのmicroSDなんかもむちゃくちゃ安くなっているということで、良い音を持ち運ぶための環境が整いました。
カーオーディオでハイレゾをストリーミング再生するにはどうしたら良いでしょうか?
ここではiPhoneでの再生について書いておきます。
''2014年以降にリリースされたほとんどのiPhoneおよびiPad(iOS 11またはそれ以降のバージョンのiOSがインストールされている端末)は、追加の機器接続なしでのHD/Ultra HD(最大24ビット/48kHz)再生をサポートしています。iPhoneでより上のサンプルレート(96または192kHzなど)で再生する場合は、互換するDACを接続してください。''
とあります。ですので現実的にはいま問題なく使われているiPhoneはだいたい大丈夫と思います。
96khzや192khzを、ということでしたらDACを接続して、とありますね。
そのDACにあたるものがカーナビ等の車のヘッドユニットです。
これを、ダウンサンプリングせずに聴けるハイレゾ対応の機器を用意しましょう。
オススメなのが、
これです。コスパが異常です。
車音人ではもう最近KENWOODばっかりになってきました。他社の、同じくらいの音質が実現できる機種と比べて値段がびびるくらい安いです。
次にオススメなのが、
このシリーズは前後独立のグラフィックイコライザーがついていますしデジタルクロスオーバーももちろん備えているため音質の調整が細かくできます。
彩速ナビはプロモードEQという機能で似たようなことができますが、やはりグラフィックイコライザーは分かりやすく調整ができます。31バンドあるので充分過ぎます。
※192khzは96khzにダウンサンプリング。
そのつぎにオススメなのがサウンドナビです。
Premiではないサウンドナビも音が良いですが、せっかくですのでPremiをゲットしましょう。
音は良いです。説明不要と思います。Premiならば調整機能も抜群です。
サービスはこちら
上記のようなハイレゾ対応の機種を選び、接続します。
そして、スピーカー回りをハイレゾ再生に耐える性能で用意します。
スピーカーの選び方は非常に難しいものでして、ハイレゾのマークが付いていれば良いかというとそうでもなく、きちんとCD音質以上の再生周波数帯をカバーしていて、みっちり詰まった音数をきちんと再生できる再現性を持っていなければ行けません。
そして、ハイレゾ再生相当のダイナミックレンジ(小さな音から大きな音の差の再現)を実現できるものでなければ、聴感上の心地よさに繋がっていきません。
カーオーディオでハイレゾをしっかりと構築していかれたいそこのあなた!
まずはメールからご相談ください。心地よいオーディオを提案致します。

Posted by 車音人 at 10:33
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