2023年08月10日

【方法】仮想アースを複数の機器に使う

よくある仮想アースをバラしてみてわかることは、
車載の複数のカーオーディオ機器に接続しても別に問題はないということです。

ここでは、複数の機器に繋ぐ際にやって良いこととやっちゃいけないことを書きます。



〜やっていいこと〜
繋ぐ場所は各機材のシャーシだけにして、他の部分には一切繋がない

〜やっちゃだめなこと〜
アンプの出力(スピーカーの端子)に2ch以上繋ぐ
アンプの出力(スピーカーの端子)に1ch繋いで機材のシャーシに繋ぐ
アンプの出力(スピーカーの端子)に1ch繋いでボディーアースに繋ぐ
RCAグランド側を2ch以上繋ぐ
RCAグランド側を1ch繋いでボディアースに繋いだり機材のシャーシに繋いだりする

なんでだめなのかはバラしてみればわかりますが、アンプの出力については単純にショートする(なんか機構が組まれていたら完全にショートではなく微妙にショートしている感じになる)からで、RCAグランド側をシャーシやボディーアースに繋ぐとグランドが訳のわからん回り方をしたりして強烈なノイズになる場合があるからです。

機材同士のグランドの差がRCAケーブル等に乗ってしまうとノイズになります。

昔ながらの古典的な3000円くらいの電源フィルタと純正アースポイントに適切な太さのケーブルを追加、オルタネーターのシャーシからバッテリーマイナスをふさわしい太さのケーブルで繋ぐとかでだいぶバッ直の電源は安定的になりますので、このブログにたどり着いている方は試してみても良いのではないでしょうか。


Posted by 車音人 at 15:37