2023年09月15日
EN-T3マグネシウムドームを検査してきました


EN-T3マグネシウムドームツイーターの振動板を検査してきました。
結果から見える通り、マグネシウムドームです。
ご安心してお使いください。
酸素とシリコンは表面処理によるもので、長く品質を保つためにはマグネシウムドームに必要なものです。
今回の検査は県の機関にお邪魔してお願いしました。
検査の機材が1000万円以上する、工業用のすんげぇ機械でやってありますので信頼に足るものと思っておりますが、さらに高精度な機材で神経質に見れば非常に微量の金属がわずかに出るはずです。工場から得ているスペックシートによると、実用金属として品質を保つためにごくごく微量にわずかな金属が入っています。
しかしながら見ての通りほぼほぼマグネシウムですのでご安心ください。
検査の結果をご覧頂く通り、特殊な検査機材でないと検出されないレベルということです。
また、この検査においては私の手技による検査ではなく施設の担当者にすべての操作を依頼してお願いしております。検査にエラーはありませんでした。
この製品と似た形状のケースのツイーターがいくつかございます。
このツイーターのケースは自動車の樹脂部品を生産する工場が作っており、汎用のケースです。
製品の生産の検討段階でどのケースを採用するか検討した結果、埋め込み設置が用意な形状と、据え置き設置も容易なケースで、という条件で選定したケースでございます。
また、何かすでに製品化されているものを単にカスタマイズして作ったような製品ではございません。
日本から、何かのプラットフォーム越しにオーダーできるような工場で作っておりませんのでたいていの似た形状の製品は別の工場の製品です。
直接のやり取りで巨大なロットの現金払いです。
そうしないと
高品質
高音質
激安
は実現できません。マグネシウムドームをこの価格で市場に出すのは結構ムズいのではないでしょうか。他のマグネシウムドームのスピーカーをご覧になってみてください。
まっさらな条件から、高音質なツイーターを作るということからはじまり、まずは振動板材質がマグネシウムドームに決まりました。その他の部材もすべて何も決まっていないところから選定をしています。
設計の段階においてもすでにあった製品の振動板を単に変えただけ、というようなものではありません。最初からハイエンドなオーディオ用品としてチューニングされた製品です。
また、すでに入手して鳴らしていただいている方からもたくさんのお喜びのお声を頂いております。音をお聴き頂けばご納得頂けるはずですのでご安心ください。
振動板の材質は無限にあります。
素材からプレスして振動板は作るわけですから、ある程度のロットからは様々な素材で振動板は作ることができます。
すでに振動板として製造された物の中からしか素材を選べない訳ではなく、様々な素材を振動板として成形して作ることができます。
振動板は様々な素材があります。
本製品は特別に生産した他で絶対に手に入らないマグネシウムドームツイーターです。
ご安心してお求めください。
Posted by 車音人 at 19:01