2024年02月04日

カーでのデジタル伝送は光デジタルが良い理由

私は、光デジタルで伝送するのを勧めています。
取り扱いのDSPも光デジタルが入らないやつは全部省く方針です。一度も光が使えないやつは販売したことがありません。

なんで、カーオーディオでは光が良いと思っているのかをお伝えします。

1.グランドを共有しないから
ソースとなるDAPやスマホと、DSPの間を光で繋ぐ場合、グランドを共有しません。この時点でグランドを安定させる系のアクセサリが要らんことになります。共有すると不安定になります。共有しなければそれぞれ安定しています。


2.多少長く引き回しても大丈夫だから
光は結構長く回しても大丈夫です。運転席のDAPからラゲッジのDSPまで伝送できなきゃ話にならんでしよ?

同軸は厳しい時もあります。
エラーが出ると音が出なくなるか、強烈なノイズになるかでビックリしてしまうことになります。ザー!!!!!!!という強烈な音です。たぶんオーディオマニアならみんな知ってる音です


3.変なノイズの干渉を受けにくいから
基本的にケーブルで繋がる機材は全部近くに置いてケーブルを短くするのが良いです。
しかしながら、運転席と、現実的にDSPもアンプも置ける場所というのは距離が離れています。シートの下にアンプもDSPも全部置くのは不可能だし、置けるようなサイズの機材を選ぶとして、それでどれだけの音質を求めましょうか。


そうなると、ノイズの干渉を受けやすいもの、受けにくいもの、と優先順位を立てる必要があります。

いろんなことを考えると、ラゲッジにアンプやDSPをまとめて置くのがどうしたって正解であり、そこまでデジタルを伝送するなら光になります。この長さを安定的につなぐなら光です。


だから、私はブログでもずっと光の話をしています。

デジタルな伝送には規格というのがあって、規格の中で約束されたことを受け側も出し側も、導体も満たすようにしてあります。約束事から外れたら不安定になるか、使えないかのいずれかです。


高音質なDAPやスマホ+DACを使ってDSPにアナログ入力するような間抜けな話はありませんので、
(なぜ、DSPの中の無駄なADCを通す必要がある?)
やっぱりデジタル直接DSPへ入れるのが最短ルートです。

光で繋いでおけばいいですよ。光はジッターが、と仰る方もいらっしゃるかもしれないですが、カーオーディオの世界でジッターが問題になるようなとんでもないHi-Fiな車両が何台ある?

木を見て森を見ずという話です。そもそも、ジッターの問題にまで手をいれる必要がある方はどのように伝送しようか、なんていう問題はさっさとクリアしていてどうでも良い話題になっています。そんな車両何台ある?無いよ


と、いう感じでカーオーディオみたいに特殊な環境では光で伝送しとくのが安パイということを言いたい。


長く引き回す必要がある場合、光一択です。他のデジタル伝送では長さが問題を引き起こします。
メーカーはそれをわかっています。だから長いのを出さないのです。出せないということです。

光デジタルをスマホやDAPから取り出すにはDDCというのが要ります。デジタル to デジタル コンバーターのDDCです。

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こんなのとか、
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こんなのです。光デジタルで繋ぐのが安定的でいいんですよ。
世界をつなぐために海底を引き回しているケーブルも光ファイバーです。長くできるのがメリットです。

光がいいよ!
Posted by 車音人 at 22:16