沖縄のカーオーディオ専門店～車音人

1台のお車を長く乗る方、旧車がお好きな方には車のちょこちょことした整備っぽいことは楽しみのひとつとしてされていることと思います。
シートカバーをかけるとか、ハンドルカバーを編むとかは簡単に満足感が得やすい、コスパの良いお車のリフレッシュと思いますし、ポリッシャーで車全体を磨いてコーティングかけるとかも安くて「やった感」のあることです。

また、機械周りでは消耗していると思われるものをきちんと交換していくのも、無茶な部位でなければ車への愛着を高めていくうえで非常に良いです。

でオーディオ周りの話になりますけれども
古い車でオーディオをやろうとすると、とにかく劣化してて精神衛生上非常に良くない部分というのがあります。



これです。これは、とある車の純正アース線です。バッテリーのマイナスから車体に伸びている線です。
別に車は走っているしすべての機能が正常に働いています。端子もケーブルもかなりみすぼらしくなっていますが、別に問題ありません。正常に働いているのです

しかし、オーディオをやろうとするとこれは見逃せないですよね。だって端子とかヒューズとかの超ハイグレード品が存在しているような世界です。
純正アースの根本が腐っています。



これは純正アース線の被覆を剥いてみたやつです。

別に車は走っているし正常に働いています。問題がない
けど、これを無視してスゲぇハイテクなヒューズとか電源のアクセサリーとか使ってたらそれはもう南無



2AWGの新品OFCとの比較です。純正アース線細いですね。断面はそんなに腐ってない感じがします。


で、こういうことが起きているかどうかとかはエンジンルームを開ければすぐにみてわかることでありまして、比較的かんたんに改善できるものでもあります。
そして費用も安くて「やった感」もあります。
車両の状態によっては、この手の作業をコツコツやることで車両の電圧が目に見えて安定するようになることもあります。

でもひとりでこれをやろうとするとケーブル代がたかく付きます。1mとかで買うと高いですがある程度まとめて買えばやすいです。

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これOFCの0AWGですが超安いです。量が多いので、

仲間内で割り勘して、道具は持ってるやつから借りて、車好きの寄り合いでこの辺への手入れをみんなでやってみてはどうでしょうか。

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端子


で、アーシングというのはカーオーディオの沼でもありながら、車両によっては下手にやると良くないものでもあります。

ですので、バッテリーを見てみてマイナスに変なもんが付いている車両でしたらその変なもんが何なのかをご自身で判別つかない場合にはやるべきではありません。ディーラーへ行きましょう

作業ができそうな場合でも余計なことをせず、純正ケーブルを単に置き換えることでおしまいにします。線を太くするとか、端子の接触面を増やすとかだけで十分です。
アース線をエンジンルーム中に引き回すとかする方もいますが、そうではなくて純正のケーブルと同じようにやるのがいいです。

なぜこいつはマイナスの話ばかりしているのか？
という話になりますが、
プラスをやろうとするとオルタネーターとバッテリーの間の線をということになります。危険な範疇の作業になりますので、これはご自身でやるべきではありません。マイナスはプラス側と比較してそんなに危険がない

でも、私としては
古くなってきた車で、エンジンのそばという高温環境にあるオルタネーターからバッテリーに繋ぐケーブルをそのままにしていながら電源系のアクセサリーとかしている人を見ると


ジムに憧れのマッチョがいて、マッチョがマイナスイオンのアクセサリーをしているから、マイナスイオンのアクセサリーだけを真似しているかわいい人

と同じように見えます。マッチョはマッチョなりに、食事とか筋トレとかやることやった上でおまじない的に謎のアクセサリーを付けているものです。かわいいですよね