2025年02月18日

【ドア】エンクロ化は良いのか?

ドアのデッドニングをして、それでももっとやりたい方々はドアのエンクロ化を検討なさるかと思います。
基本的に、運転するのに支障がないように作ろうとすると、右ハンドルでは足の操作に支障がない範囲では10リットルも確保すれば上出来な感じと思います。場合によってはもう少し小さくなるはずですが、10リットルとれなけれは別にエンクロージャー化しなくて良いか、もしくは5インチウーファーとかにしても良いかもしれません。
左ハンドルだともしかしたらもう少し大きく作れるかもしれませんが、いずれにしても小容量エンクロージャーです。バスレフはかなり難しいのでシールド箱になるはずです。

このような小容量箱でのエンクロージャー化は本当に良いのか?という話になりますが、それはスピーカーユニットの特性によります。たいていは良い結果になりそうですけれども、あまりに小さな箱では厳しい結果になります。

だいたいの話でおおよその話しで、かなり大雑把な話ですが、6.5インチのウーファーを10リットル程度の密閉箱で鳴らしたらたいてい、60-150hzあたりに山ができます。
これは左右ドアの距離間から、多くの車でディップを生じたりしやすい帯域です。(センターコンソールあれば大丈夫)

運転席の反対側を思いっきりスラントして左右で向かい合わないようにする等するとディップを減らすことができます。エンクロージャー化のメリットは自由な箱を組むことができることで、左右均一にコントロールできることです。
で、スピーカーと箱の特性によって天然のラウドネスを得られることです。100hz辺りにアクセントが付いているとサブウーファーとも繋がりやすいし、走行中も聴きやすく、小音量時も聴きやすくなります。

一番ヤバいのは、何でもかんでもエンクロージャー化したらOK!みたいにすることです。
Posted by 車音人 at 15:32