2025年04月07日
【箱容量】サブウーファーの箱、難しく考えすぎ問題
カーオーディオという道楽は、車の室内で、時には非常に限られたスペースでシステムを組み終えなくてはなひません。
機材には形状やサイズの制限を受けますし、ホームオーディオとは違った制約の中で理想的な音を求めようとしなくてはなりません。
そこで、特に問題となりやすいのがサブウーファーです。みんなサブウーファーの置き場に困っています。スペアタイヤを捨てて、そこにエンクロージャーを作って車検の時だけスペアタイヤを載せとくみたいなことをしたり、そもそももうでっかいサブウーファーは止めとくことにして小型のもので仕上げるとか、みんな苦肉の策を身に着けています。
で、ユニット型のサブウーファーを買った時には
箱を作らねば!!
ということに迫られますが、そうなった時にはパラメータを取り寄せるか測るか、もしくは推奨の箱容量を調べて適切な箱を作るわけです。
これ、難しく考え過ぎなのかもしれません。
車というのはどうしても狭いのです。
車の内装は形も凹凸があったり、木工しやすいシンプルな形でデザインしようとしたら箱のサイズが小さくなるし、理想的な箱容量を得るのが大変なことも多いです。
サブウーファーの箱というものはとても大切です。箱で音が決まると言って過言ではありません。
しかしながら、箱だけで音が決まるとも言い切ることはできませんで、車両という箱の影響もあります。どんな箱を積んでも鳴らん帯域は鳴らんとかあります、
また、カーオーディオではローパスフィルタも比較的多彩にプランする環境ですしアンプのパワーも事実上無限に近いのが最近です。
箱容量について悩むことがあったら、とりあえず
「車に現実的に載せられる最大のサイズ」で箱を作ってください。補強もしっかり、板厚もしっかりの強くて重い箱がいいですよ。
で、その箱にユニットを入れてとりあえず鳴らしたら良いんですよ。ここからがスタートです。
いずれにしたって、箱を作って車に載せた段階でゴールとすることはどんなに計算し尽くした箱でも難しいのではないでしょうか。
密閉型のサブウーファーのエンクロージャーというのは、非常に簡単に物事を考えることができます。
箱がデカけりゃデカいだけ重低域出る
小さければ小さいだけタイトな低域になる
箱がデカすぎたら、ある容量からあんまり差がなくなってくる
箱が小さくなり過ぎたらミッドレンジスピーカーみたいな鳴り方になったり、どこかの周波数でピーキーな音になる
これだけでとりあえず良いですよ。みんな難しく考え過ぎです。
このように物事を簡単にして、車に載せることができて車の利便性も失わない最大のサイズをメジャーとか片手に測ったら、それが限界なのです。それより低域を伸ばそうとするなら、もうEQとアンプのパワーとクロスオーバーに手を入れるしかないのです。
例えば、その箱で鳴らした時に必要としている重低域まで伸びないように聴こえるのであればローパスをもっと下げてアンプのパワーで強く振動板を押すことで重低域を伸ばすことができます。
最近のアンプのハイパワー化や、サブウーファーのコイルの大径化や高耐久化はここらへんにメリットがあります。
ちっこい箱でもパワー入れて低めにローパス切ってどうにかしてしまう力技です。
密閉箱であれば、バスレフよりも特性が素直であることがおおく、たいてい下の方がダラリと下がっている特性になります。
なので必要な帯域からローパスでも掛けてあとは強くプッシュしとけばとりあえずいいのです。
積める箱のサイズで積んでしまえばいいのです。
推奨箱容量というのが表示されている製品もありますが、その箱の時のシミュレーションの値が一緒に示されていることはあまりありません。
この箱容量であれば、80hzから25hzまで+-6db以内でフラット、もう少し大きい場合、22hzから80hzまで-7db-oct以内でフラットみたいなことまでは流石に説明書にも書いていない製品が多いですよね。
どんな特性を得るべきかによっても箱の容積は変わります。推奨箱容量というのは、多くの場合で教科書的なフラットな特性がより広いと思われる値が示されていることが多いですが、例えば急に容量を半分にしてみても車室に持ち込んでみたらそんなに変わらなかったみたいなことはぶっちゃけ多いですよ
バスレフなんだとしたらポートを調整する手もありますし、容量だけで全てを決めるとも考えるべきではありません。少なくともカーオーディオでは容量ありきみたいにしても想定通りにいかないことが多いです。
大きめに作ることができたら、中にブロックでもいれることで容積を減らして調整することもできるだろうし、補強のバーを増やしてちょっと減らすこともできるはずです。バスレフも、ポートを分割式みたいに作れたら、長いのが良いか短いのが良いかみたいなことを手がかりにもう少し細かく追うことができます。
結局のところ、載せられる形状とサイズで勝負するしか無いわけなのですから、あんまり難しく考えないで、箱だけでどうにもならんときはローパスフィルタとアンプのパワーでどうにかしたらいいんではないでしょうか。現実的に、できることの中で最善を尽くす作業の繰り返しがカーオーディオではないでしょうか
機材には形状やサイズの制限を受けますし、ホームオーディオとは違った制約の中で理想的な音を求めようとしなくてはなりません。
そこで、特に問題となりやすいのがサブウーファーです。みんなサブウーファーの置き場に困っています。スペアタイヤを捨てて、そこにエンクロージャーを作って車検の時だけスペアタイヤを載せとくみたいなことをしたり、そもそももうでっかいサブウーファーは止めとくことにして小型のもので仕上げるとか、みんな苦肉の策を身に着けています。
で、ユニット型のサブウーファーを買った時には
箱を作らねば!!
ということに迫られますが、そうなった時にはパラメータを取り寄せるか測るか、もしくは推奨の箱容量を調べて適切な箱を作るわけです。
これ、難しく考え過ぎなのかもしれません。
車というのはどうしても狭いのです。
車の内装は形も凹凸があったり、木工しやすいシンプルな形でデザインしようとしたら箱のサイズが小さくなるし、理想的な箱容量を得るのが大変なことも多いです。
サブウーファーの箱というものはとても大切です。箱で音が決まると言って過言ではありません。
しかしながら、箱だけで音が決まるとも言い切ることはできませんで、車両という箱の影響もあります。どんな箱を積んでも鳴らん帯域は鳴らんとかあります、
また、カーオーディオではローパスフィルタも比較的多彩にプランする環境ですしアンプのパワーも事実上無限に近いのが最近です。
箱容量について悩むことがあったら、とりあえず
「車に現実的に載せられる最大のサイズ」で箱を作ってください。補強もしっかり、板厚もしっかりの強くて重い箱がいいですよ。
で、その箱にユニットを入れてとりあえず鳴らしたら良いんですよ。ここからがスタートです。
いずれにしたって、箱を作って車に載せた段階でゴールとすることはどんなに計算し尽くした箱でも難しいのではないでしょうか。
密閉型のサブウーファーのエンクロージャーというのは、非常に簡単に物事を考えることができます。
箱がデカけりゃデカいだけ重低域出る
小さければ小さいだけタイトな低域になる
箱がデカすぎたら、ある容量からあんまり差がなくなってくる
箱が小さくなり過ぎたらミッドレンジスピーカーみたいな鳴り方になったり、どこかの周波数でピーキーな音になる
これだけでとりあえず良いですよ。みんな難しく考え過ぎです。
このように物事を簡単にして、車に載せることができて車の利便性も失わない最大のサイズをメジャーとか片手に測ったら、それが限界なのです。それより低域を伸ばそうとするなら、もうEQとアンプのパワーとクロスオーバーに手を入れるしかないのです。
例えば、その箱で鳴らした時に必要としている重低域まで伸びないように聴こえるのであればローパスをもっと下げてアンプのパワーで強く振動板を押すことで重低域を伸ばすことができます。
最近のアンプのハイパワー化や、サブウーファーのコイルの大径化や高耐久化はここらへんにメリットがあります。
ちっこい箱でもパワー入れて低めにローパス切ってどうにかしてしまう力技です。
密閉箱であれば、バスレフよりも特性が素直であることがおおく、たいてい下の方がダラリと下がっている特性になります。
なので必要な帯域からローパスでも掛けてあとは強くプッシュしとけばとりあえずいいのです。
積める箱のサイズで積んでしまえばいいのです。
推奨箱容量というのが表示されている製品もありますが、その箱の時のシミュレーションの値が一緒に示されていることはあまりありません。
この箱容量であれば、80hzから25hzまで+-6db以内でフラット、もう少し大きい場合、22hzから80hzまで-7db-oct以内でフラットみたいなことまでは流石に説明書にも書いていない製品が多いですよね。
どんな特性を得るべきかによっても箱の容積は変わります。推奨箱容量というのは、多くの場合で教科書的なフラットな特性がより広いと思われる値が示されていることが多いですが、例えば急に容量を半分にしてみても車室に持ち込んでみたらそんなに変わらなかったみたいなことはぶっちゃけ多いですよ
バスレフなんだとしたらポートを調整する手もありますし、容量だけで全てを決めるとも考えるべきではありません。少なくともカーオーディオでは容量ありきみたいにしても想定通りにいかないことが多いです。
大きめに作ることができたら、中にブロックでもいれることで容積を減らして調整することもできるだろうし、補強のバーを増やしてちょっと減らすこともできるはずです。バスレフも、ポートを分割式みたいに作れたら、長いのが良いか短いのが良いかみたいなことを手がかりにもう少し細かく追うことができます。
結局のところ、載せられる形状とサイズで勝負するしか無いわけなのですから、あんまり難しく考えないで、箱だけでどうにもならんときはローパスフィルタとアンプのパワーでどうにかしたらいいんではないでしょうか。現実的に、できることの中で最善を尽くす作業の繰り返しがカーオーディオではないでしょうか
Posted by 車音人 at 22:56