【内蔵アンプで】最近のヘッドユニット内蔵アンプ4chでフロント3wayを無理なく作る方法

車音人

2021年03月11日 23:59



とにかく手頃に、簡単にフロント3wayを作りたいんだ!難しいことは後で考えるから、まずは簡単に3wayを作って良い音で音楽を聴きたいんだ!2wayでやってみたけどなんかうまくいかなかったんだ!

そんな皆様向けの記事です。きちんとご自身でネットワークが設計でき、ユニットが選べる方には物足りない記事かもしれません。

やはり、カーオーディオをやろうとすると
「フロント3wayってどんな音がするんだろう?」と気になるものですよね。

当然ですが2wayで組むよりもユニットが一つ増えるわけなので出せる音量も単純に大きくなりますし、得意な音に役割分担もすることが出来ますし、何よりも小型のフルレンジユニットもしくはミッドレンジユニットを耳の高さ、顔の高さ、目線の高さに設置ができるのが非常に魅力です。


まずは、用意するものを書きます。

・最近の、デジタルクロスオーバーやプロモードEQが載っていたり、昔の機種でも内蔵リアのアンプをサブウーファー用に変えてローパスまで使うことが出来るような機種を用意します。


・セパレート2wayスピーカーを用意します。


・最近多い、小型のフルレンジユニット(エンクロージャー付の)を用意します。


これだけです。後は細かな電材等を必要に応じてご用意ください。



では、どのようにつなぐのがよいかいくつか考えられるのを書いてみたいと思います。


1.セパレート2way+フルレンジスピーカーとして鳴らす

まず、フロントのアンプから、セパレート2wayスピーカーに付属のパッシブにつなぎます。
そして、セパレート2wayのパッシブから通常のとおりツイーターとミッドバスにつなぎます。

次に、リアのアンプから用意したフルレンジスピーカーにつなぎます。
そして、ハイパスが必要であればユニットの特性に合わせて適切にします。(小型のフルレンジでしたら50hz以下はバッサリ切ってもいいかもしれません)

この接続で、セパレート2wayで抜け落ちてしまいやすいような中域をフルレンジスピーカーで補うような形になります。
フルレンジをカットオフしないので、セパレート2wayと重なってしまうような帯域がありますが、別に問題となるようなことは少ないと思います。
フェーダーでセパレート2wayとフルレンジの音量のバランスを調整できます。


2.2way+ウーファーの接続

まず、セパレート2wayに付属のパッシブにフロントアンプをつなぎます。
パッシブから、ツイーターと用意したフルレンジユニットをつなぎます。(ミッドバスのところに)

次に、リアにミッドバスをつなぎます。

これで、ヘッドユニットのデジタルクロスオーバーを効かせるとミッドバスの苦手な帯域をカットすることが出来ます。

ケンウッドの最近の機種ならば、プロモードEQでローパスフィルタを使います。

カロッツェリアの最近の機種ならば、ネットワークモードでローパスします。

昔のヘッドユニットで、リアの出力をサブウーファー用に回せるような機器ならば、そのモードに設定を合わせたのちに、
ローパスを使います。大体250hzローパスくらいまで使えるはずです。
仕様のところをみると、50W×4ch(50W×2ch+70W)という風に書いてあるヤツです。ここまで見てる人あんまりいないですかね。



この2パターンが簡単でいいと思います。
もちろん、ユニットの特性を見てパッシブを3wayで設計したり、6chアンプでマルチ化してデジタルでデバイディングするとか、そこまでやれるのが一番ですが、果たしてどれだけの人ができるでしょうか。できる人はこのブログを見なくてももうやってると思うのです。


そんな感じのユニットも車音人では取り扱いしています。簡単にいい音が仕上がるのではないかなと思うんです。


近いうちに、いろんなスピーカーが入荷してきます。面白いのいっぱい来るので楽しみだなー



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