2015年05月22日

大音量を鳴らすには

大音量を鳴らすにはどうしたら良いでしょうか
車のオーディオでない場合
効率の良いスピーカーと効率の良いアンプを用意します。
置いて繋げば大きな音が出ます。

車の場合
そんなスピーカーを置くスペースがありません。スペースを確保する人もいますが、人が乗れなくなります。

という訳で、車としての便利を確保したまま鳴らすには極力純正位置にインストールしたスピーカーで鳴らす必要があるわけです。


ところが
ドアやダッシュボードは音を鳴らすためのものではないため、大きな音を出すと雑音を出してしまいます。

そこで、スピーカーをインストールする前にその箇所を強化するのです。
デッドニング、制振等と言ったりもするようですが、巷で言われている意味とプロショップのやるそれとは意味がかけはなれているような気がしてなりません。


トランクにサブウーファーがあるだけで、他は特に目立つ箇所にスピーカーやアンプがあるわけではないのに無茶苦茶な音量を出せる車というのはそういった施工をしているわけです。


小さな音でも大きな音でも良い音の方が良いですよね。その気になればパンチを効かせてガンガン鳴らせる、そんなカーオーディオならとてもドライブも楽しいのではと思います。


手軽に大音量を出したいときに、まずやった方がいいことは、

スピーカーの役割分担をきちんとしてあげる

ということです。

例えば、ドアのスピーカーはもう50hzくらいでハイパスしてしまって、残りの重低域はサブウーファーに任せるとか、ツイーターだけでは足りないボーカルの域ようにもう一個スピーカーを追加してみる等々。

考えた方がいいことは、
低域になればなるほどパワーが必要で、スピーカーへの負荷も高い

ということ。
ですので、大きな音を出そうとするときにはなるべく、そのスピーカーにとって負荷となりそうな程の低域は潔くカットしてしまった方がよいということです。

負荷になる部分をカットすれば、いわゆる音割れのような現象も少なくなりますので、ボリュームを回せるようになります。


このあたりの作業を一個一個細かくやることができれば運転席で聴く分にはもう十分の音量は出ていることと思います。

もしこれで満足いかない、もっと音量が欲しいような場合には、より本格的な、音圧仕様の車を作っていく必要があります。



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