2016年11月17日

非力なアンプではコアコイルを使え

非力なアンプ、低能率のウーファーを鳴らす際はネットワークにはコアコイルを使うべきです。


コアコイルとは中に鉄芯が入っているもので、銅線の巻き数を空芯コイルと比較して短くすることができます。


短くすることができるということはつまり
・空芯コイルと比較して抵抗の減少

が期待できます。
その程度の抵抗なんて帳消しにできるくらいパワーがあればいいのですが、なかなか高価になってしまったり大きくなってしまったりしますので現実的でない場合もあります。

コアコイルは空芯コイルよりも安価である場合が多くあります。


空芯コイルの歪みの少ないサウンドも魅力ですが、パワー不足で鳴らせないくらいならばコアコイルを使用する方がマシです。

あくまでパッシブにこだわる場合、このような選択もあることは知っておいていいとおもいます。サブウーファーはデジタルクロスオーバー、ミッドバスはパッシブ、なんてこだわり方もできるわけです。


クロスオーバーネットワークは非常に奥の深いものです。常識と呼ばれること、果たして本当に用途に合うかは試してみなければわかりません。


同じカテゴリー(ネットワークについて)の記事画像
【調整支援音源】カロッツェリアTS-V173SやTS-C1730Sって良く売れましたね。調整支援音源作りました。
【内蔵アンプで】最近のヘッドユニット内蔵アンプ4chでフロント3wayを無理なく作る方法
【調整支援音源あり】ラゲッジにサブウーファーを置いても重低音の前方定位を実現する方法
【運転中に聴く】耳だけで聴けるカーオーディオの話をYoutubeにてやってみようと思います。
【高域が刺さる】カーオーディオの音はどうしてこんなにも高域が耳に付くのか【ツイーターうるさい】
【調整支援音源】フロントにセパレート2wayを組んだ方向け、定位の安定性をチェックできる音声を作りました。
同じカテゴリー(ネットワークについて)の記事
 【調整支援音源】カロッツェリアTS-V173SやTS-C1730Sって良く売れましたね。調整支援音源作りました。 (2021-03-21 23:55)
 【内蔵アンプで】最近のヘッドユニット内蔵アンプ4chでフロント3wayを無理なく作る方法 (2021-03-11 23:59)
 【調整支援音源あり】ラゲッジにサブウーファーを置いても重低音の前方定位を実現する方法 (2021-02-21 02:05)
 【運転中に聴く】耳だけで聴けるカーオーディオの話をYoutubeにてやってみようと思います。 (2021-02-14 14:04)
 【高域が刺さる】カーオーディオの音はどうしてこんなにも高域が耳に付くのか【ツイーターうるさい】 (2021-01-30 01:14)
 【調整支援音源】フロントにセパレート2wayを組んだ方向け、定位の安定性をチェックできる音声を作りました。 (2021-01-28 11:45)